昨今のグローバルな競争社会において、知的資産を有効活用し、知財戦略を如何に構築して行くかが、重要な課題であるといえる。
しかしながら、「知的資産活用」、「知財戦略」という言葉ばかりが先行して、現実にそれらを実行し、成果を上げている企業は、大企業以外はごく少数であると思われます。
そこで、財団法人知的資産活用センターでは、「知的資産戦略構想協議会」を設立し、弁護士、弁理士、公認会計士、知財の専門家などを客員研究員に迎え、新たな知的資産活用プレーヤーを育成すると共に、研究活動をはじめ、知的資産戦略を必要としている中堅・中小企業や大学などに、様々な形の知的資産戦略をご提案することを目的として、知的資産戦略構想協議会を設立するものであります。　以上

＜テーマ＞

知的資産構想戦略協議会テーマ

１．知的資産経営戦略
　1)　 知的資産の企業経営への戦略的活用
　2)　 知的資産ポートフォリオ・マネジメント
　3)　 戦略的な知財情報のディスクロージャー
　4)　 IRと企業価値
　5)　 パテントプールと競争政策
　6)　公的標準・事実上の標準と知的財産権

２．知的資産の保護と管理
　1)　 職務発明制度と新報奨制度の在り方
　2)　 知的資産の品質管理とリスク管理
　3)　 知的資産マネジメント人材育成
　4)　パテントプールと競争政策

３．知的資産ファイナンス
　1)　 知的資産の流動化
　2)　 知的資産の信託スキームによる管理・運用
　3)　知的資産の価値評価

４．産学連携・ベンチャー
　1)　 産学連携推進と知的資産政策
　2)　 産学連携活動と利益相反マネジメント
　3)　 大学における知財本部整備
　4)　 知的資産を核とする地域産業の振興
　5)　 知的資産クラスター創生事業
　6)　企業発ベンチャー経営の課題と支援
　7)　大学発ベンチャー経営の課題と支援

５．デジタルコンテンツ
　1)　 デジタルコンテンツ資産の活用と法政策
　2)　 デジタルコンテンツへの投資促進策