知的資産経営WEEK2014


開催趣旨

昨年発表された知的財産政策ビジョンにおいても、営業秘密の保護強化や民間企業の知財活用促進が謳われるなど、技術情報等の知的資産の管理、活用の重要性が指摘されており、企業価値の保護、向上に知的資産経営が重要な役割を果たすことを改めて認識させられることとなった。

日本企業においては、コスト競争で新興国等の海外企業に対応するのではなく、自社に固有の強みである知的資産に着目し、それぞれの価値の創造と維持を追求した「知的資産経営」を実践することが必須になりつつあると言える。

近年、知的資産経営に関する取組は、着実に進歩を続けており、導入期から本格的な成長期に入ってきている。例えば、知的資産経営ポータルに掲載されている知的資産経営報告書は360冊以上、魅力発信レポートWebに掲載されている魅力発信レポートは600冊以上となっていることに加えて、各地において企業支援者・組織による自発的な研究会・勉強会・支援等が見られるようになってきている。また、地域金融機関からも知的資産経営の取組による定量的効果(融資実績等)が報告されつつあり、取引先企業と共に知的資産経営に取り組み事業改善に繋げる動きも広がりつつある。さらに、一度知的資産経営に取り組んだ企業や支援者がその効果を実感し、報告書の改訂を行ったり、他者にも取り組むように勧めたりするなどの活動も見られるようになっている。

今年で10年目を迎える知的資産経営WEEK2014は、知的資産経営に関する取組について、関係者間ネットワークのさらなる発展を目指して開催することとする。

具体的には、これまで知的資産経営の有効性を広報してきた、事業改善の対象である中小企業の方々や、知的資産経営報告書の作成支援を直接行っている支援者の方々に加えて、地域金融機関のような中小企業のステークホルダーであり、地域経済の活性化を担っている方々にも、知的資産経営の有効性を伝えていきたい。また、地域で知的資産経営の支援を行う組織や知的資産経営に取り組む企業のネットワークを形成し、支援成功モデルの全国展開を狙っていきたい。

知的財産政策ビジョン(2013年6月7日知的財産戦略本部)http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/vision2013.pdf

知的資産経営ポータル http://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/

経済産業省 知的財産政策室



11月11日(火)東京都行政書士会主催
「創業・起業に『知的資産』を活用する!」   知的資産経営・資金調達を行政書士がお手伝いいたします
■概要:
創業・起業時に自分の強みや自社の強み(知的資産)を把握し、それを知的資産経営マネジメントによって積極的に活用すると、資金調達や事業展開、企業の継続的発展等に大きな効果があります。また行政書士がそのお手伝いをさせていただきます。基調講演、パネルディスカッションを通じて、こうしたことを明らかにしていきます。
■開催時間:13時15分16時30分
■開催場所:渋谷区文化総合センター大和田6階「伝承ホール」(東京都渋谷区桜丘23−21)
■参加定員:200名程度(参加費無料)
■参加申込方法:
 東京都行政書士会:http://www.tokyo-gyosei.or.jp

11月17日(月)日本行政書士会連合会主催
知的資産経営WEEK2014シンポジウムin札幌
「北海道をもっと元気にする知恵と工夫はここにある!」
■概要:
企業・地域関係者をメインターゲットとして、知的資産経営について、より一層の拡大・浸透を図り、また、各地の行政・金融機関における評価制度確立の端緒となることを目指して実施する。
1.基調講演
2.知的資産経営の行政書士事例報告
3.パネルディスカッション「知的資産活用で企業、地域の元気をつなぐ」
■開催時間:13時00分17時00分
■開催場所:ホテルポールスター札幌(札幌市)
■参加定員:150名
■参加申込方法:北海道行政書士会のホームページより事前申込制

11月18日(火)東京都中小企業診断士協会主催
知的資産経営WEEKシンポジウム2014 「会社の強みを知って、活かして、『見える化』する経営」
■概要:
本イベントでは、まず知的資産経営のエッセンスをわかりやすく解説した後、知的資産経営の取り組み事例を、実際に知的資産経営に取り組まれた中小企業経営者の方からお話いただきます。また、当協会の会員中小企業診断士による、ご支援のメニューもご紹介します。
■開催時間:開催時間:14時30分16時30分 (開場14時)
■開催場所:中小企業会館(東京都中央区銀座2-10-18)9F大講堂
■参加定員:約100名
■参加申込方法:https://sites.google.com/site/chitekishisankeieiweek2014/home/o-shenshi-rumi
 からお申し込みください。

11月28日(金)日本弁理士会主催
営業秘密の適切な保護と実効性ある知的資産経営の在り方
■概要:
営業秘密保護やブランドの活用等に貢献した優れた企業や金融機関を積極的に表彰することによって、営業秘密保護やブランド活用といった知的資産経営を前進させるマインドを高める。技術情報の流出による国力低下を招かぬためにも、営業秘密の適切な保護が図られねばならない一方で、営業秘密の保護は難しく、厳密に行い過ぎれば余計な経費もかかり、経営が成り立たなくなる場合も出てくる。これらを上手に行っている企業やそのために貢献している金融機関を見出し、その例を公開することによって、後続の者が輩出されるようにし、その流れを作ることを通じて我が国全体の営業秘密保護やブランド活用といった知的資産経営を実効性あるものとなるようにする。
■開催時間:13時00分17時00分
■開催場所:日本弁理士会 弁理士会館3階 大ホール(東京都千代田区霞が関3-4-2)
■参加定員:200名
■参加申込方法:
日本弁理士会のHP( http://www.jpaa.or.jp/ )からの申し込み、もしくは電話ないしはFAXによる申し込み(担当:稲垣)

11月29日(土)日本技術士会・活用促進委員会
主催
「技術流出防止に対する最新動向」技術流出防止における技術士の役割」−
■概要:
これまで、アジアを中心に退職者や転職者による技術流出の問題が発生し、そのような中で、S社が元技術職社員を通じて高機能鋼板の製造技術を、不正に入手し使用したとして韓国の鉄鋼最大手P社や元社員へ約1,000億円の損害賠償を求める訴訟を起こしています。今後、技術流出に関する訴訟が増加することが考えられます。技術流出は技術士とって、技術者倫理等を含む重要な課題であり、技術流出について理解を深めることを目的として、開催します。
■開催時間:13時00分17時30分
■開催場所:東京海洋大学・楽水会館(東京都港区港南4-5-7)
■参加定員:参加定員:約100名(参加費無料)
■参加申込方法:公益社団法人日本技術士会 
ホームページ 一般CPD行事案内

12月1日(火)埼玉県中小企業診断協会主催
知的資産経営WEEK2014埼玉フォーラム「地域経済の活性化に向けた知的資産の活用」
■概要:
疲弊する地方経済の活性化のためには、まずは個々の企業が元気になることが求められます。そのために「知的資産経営」への取組みが効果的です。4回目を迎える今回のフォーラムでは、行政、支援者、企業が三位一体となった先進的な取組みで成果をあげている京都府の事例を紹介するとともに、私たち知的資産経営研究会がこれまでの支援の経験をもとにまとめた支援ツール(強みを活かしたマネジメントの実践マニュアル)を発表します。
■開催時間:13時00分17時00分
■開催場所:創業・ベンチャー支援センター埼玉「新都心ビジネス交流プラザ」(埼京線「北与野」駅前)
■参加定員:60名(先着順)

12月4日(木)World Intelectual Capital/Assets Initiative主催 
WICI Symposium 2014成長をドライブする;稼ぐ力の源泉と価値創造の仕組み
■概要:
経営の仕方が社会との関係で変わりつつある今、企業の持続的な価値創造についての伝達方法についても世界的な変化が表れ、国際統合報告評議会(IIRC)より2013年12月に「国際統合報告フレームワーク」が公表されました。統合報告が普及し、進化する中で、企業の強みや差別化要因である知的資産をどのように「つながり」をもって表現・伝達し、そして重要なステークホルダーと対話していくかについて、多面的に検討する機会を提供
します。
■開催時間:9時30分18時00分
■開催場所:大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター
■参加定員:350名
■参加申込方法:ウェブにて受付開始予定 2014年10月15日
http://www.wici-global.com/index_ja
  
2月16日(月)日本行政書士会連合会主催
知的資産経営WEEK2014 in佐賀
「行政書士による中小企業支援及び地域活性化のための知的資産の活用」
■概要:
企業・地域関係者をメインターゲットとして、知的資産経営について、より一層の拡大・浸透を図り、また、各地の行政・金融機関における評価制度確立の端緒となることを目指して実施する。

1.基調講演
2.事例発表
3.パネルディスカッション
■開催時間:13時00分17時00分
■開催場所:グランデはがくれ
■参加定員:250名
■参加申込方法:未定