理事 内田 恭彦


日本知的資産経営学会に期待すること

日本知的資産経営学会 理事 内田恭彦山口大学経済学部 教授
                                              知的資産が現在そしてこれからの経営の鍵となるのは明らかです。そしてその中心となるべき学問として知的資産経営論が注目を集めるようになってきています。しかしながら産業界において知的資産を中心に据えた経営がなされているとは言い難い状況であり、学問的にも知的資産経営論をきちんと確立したものしていく必要があります。また中小企業も含めた日本企業と産業の発展に向けた政策上の要望に応えきれていない現状もあります。本学会は知的資産経営の理論および実証研究を進めていく土台となり、グローバルに活発な議論を推進し、学問的にも実践的にも世界を牽引する存在にしていきたいと思っております。                                      内田恭彦